こんにちは!7月に入り気温も上がり暑い季節となりましたね。早速ですが、皆様は熱中症対策はしているでしょうか?
令和7年6月1日から、労働安全衛生規制が改正され職場での熱中症対策が義務化されました。
職場における熱中症による死亡災害の傾向として
・死亡災害が
2年連続30人レベル
・熱中症は死亡災害に至る割合が、他の災害の
約5~6倍
・死亡者の
約7割は屋外作業
となり、ほとんどが「
初期症状の放置・対応の遅れ」で起こります。
熱中症による業種別の死傷者数の割合は次のようになり、
建築業、製造業、運送業が5割以上占めていて、必ずしも外で仕事をする人たちばかりでないことも分かります。
熱中症の症状としては
めまい、大量の汗、立ちくらみ、生あくび、筋肉痛、筋肉のこむら返り
↓
症状が進むと
↓
頭痛、嘔吐、倦怠感、判断力低下、集中力低下、虚脱感
これらの症状を感じたらすぐに
涼しい場所に行き、
水分、
塩分を補給しましょう。
熱中症になりやすい環境を判断する材料として、
WBGT基準値というものがあります。
WBGT基準値とは…暑熱環境による熱ストレスの評価し、
気温、
湿度、
日射、
気流の4要素から総合的に評価することが出来ます。
今回の改正では、このWBGT基準値を測定して必要に応じた対応が求められます。
難しいかもしれませんが、専用の測定器で測ることで対策が出来ます。

リックサポートでも、熱中症の危険度を測ることができる測定器を置いています!
これらの対策だけでは、
リスクを防ぎきることは出来ません。熱中症を含む
業務災害を補償する保険商品もありますので、お気軽に
お問合せください。
7月15日の朝礼中、弊社でも通勤中に体調が悪くなり、熱中症と思われる症状を訴える従業員がいました。速やかに脇の下、首、頭を冷やしながら、病院に連れて行きました。
熱中症の危険性を身近に感じ、やはり熱中症対策は必要で義務化になるのも納得だと思いました。