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2026/01/09 コラムNew

雪や凍結のリスク

 

 

  冬季の凍結は、さまざまなリスクをもたらします。自動車では路面凍結によるスリップ事故、建物では積雪による屋根や設備の損傷、水道管の凍結・破裂、さらには着雪による停電などが発生する可能性があります。人身面では、凍結路面での転倒や雪下ろし中の転落事故が毎年報告されており、特に高齢者や作業従事者にとって深刻な問題です。こうしたリスクは、事前の対策や適切な保険の検討によって被害を軽減できる場合があります。

本記事では、雪・凍結による具体的なリスクと、それに備えるための対策や保険のポイントを整理します。


 

雪、凍結による事故の現状

  日本海側では1月と2月が降雪のピークとなり、積雪による被害が深刻化しています。雪害による死亡事故の約9割は除雪作業中に発生し、そのうち約9割が65歳以上の高齢者です(国土交通省)。事故原因は屋根からの転落や落雪が多く、危険性が高まっています。また、道路ではスリップ事故が12月にピークを迎え、通勤時間帯の7~9時台と17時台に集中。死亡事故は正面衝突が最多で、負傷事故では追突が約6割を占めています(北海道警察)。建物への影響については、ほとんどが一部破損となっています。

こうした現状から、除雪作業や冬季運転における安全対策の強化が急務です。

 

雪、凍結のリスク

雪や凍結は、建物自動車人身に幅広いリスクをもたらします。
まず建物では、積雪による屋根の破損カーポート倒壊水道管の凍結・破裂による漏水被害が発生しやすく、さらに着雪による電線損傷で停電が起こることもあります。
自動車では、路面凍結によるスリップ事故が多発し、追突単独事故の危険が高まります。
人身面では、凍結路面での転倒による骨折や打撲、雪下ろし作業中の屋根からの転落事故が毎年報告されており、特に高齢者に集中しています。
これらのリスクは、生命・財産に重大な影響を及ぼすため、事前の備えが不可欠です。

 

雪、凍結の対策

雪や凍結による被害を防ぐには、建物・自動車・人身それぞれで対策が必要です。
建物では、屋根やカーポートを耐雪仕様にし、定期的な点検を行います。水道管は保温材やヒーターで凍結防止し、停電に備えて非常用電源を準備しましょう。自動車はスタッドレスタイヤチェーンを早めに装着し、凍結路面では急操作を避け、車間距離を十分に確保します。人身対策として、雪下ろしは安全帯命綱を使用し複数人で作業し、転倒防止には滑り止め付き靴を着用します。さらに、気象情報をこまめに確認し、危険時は外出や作業を控えることが重要です。こうした備えにより、雪や凍結による事故や損害を大幅に減らすことができます。

 

保険で備える

  雪や凍結によるリスクには、保険で備える方法があります。自動車の場合、路面凍結による事故に備えるには、自動車保険の対人・対物賠償車両保険を付けておくと、修理費や賠償に対応できる可能性があります。建物では、火災保険に入ることで屋根やカーポートの損傷、着雪による停電などに対応できる場合があります。また、水道管の凍結・破裂による漏水は、水濡れ補償凍結修理費用特約でカバーされることがあります。人身については、凍結路面での転倒や雪下ろし中の事故に備え、傷害保険に加入することで、入院や通院費用に対応できる場合があります。法人の場合は、労災保険上乗せ保険を組み合わせることで、従業員の作業中の事故に備えることが可能です。補償内容は契約条件によって異なるため、事前に確認することが重要です。



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